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考察

①若者の現状について

現在の若者は授業で戦争について詳しくは教わらないことや、試験での出題頻度が低いため進んで学習していないという現状がある。 そのため、戦争がどのように発展していったかの流れはもちろん、日本と米国が戦争をしたという事実さえ知らない若者もいる。 また、歴史そのものに興味・関心のある若者が少ないことも歴史的事実を伝えにくくなっている原因のひとつではないだろうかと考える。
そして、はじめから不便を感じることの少ない暮らしを送れるという恵まれた環境にあるため、現在の平和が70年前の大戦を乗り越えて築かれたものであることをあまり感じていないように思われる。 これらのことから、若者は戦争についての意識が乏しく、このままでは戦争を語り継いでいくことが難しいと考えられる。

②後世に伝えたいこと

私たちは、戦争を学び伝えていくうえで以下のことをきちんと知る必要があると感じた。
  ・日本は被害国だと思いがちだが、諸外国への加害もあたえているということ
  ・軍だけでなく一般市民にも空襲などによる被害が出ていること
  ・戦争に行かなくてはならなかった若者が多数いたこと
これらを知ることで戦争の悲惨さを学び、戦争を繰り返してはならないものだと認識することに繋がると考えた。

③若者ができること

戦争非体験者が総人口の79.5%(人口推計 平成25年10月1日現在 総務省統計局から引用)に達している反面、戦争体験者の高齢化が進んでおり、今後ますます戦争の歴史を継承することは難しくなることが予想される。しかし、歴史の風化を防ぐためにも、若者が自発的に戦争について学ぶことが必要だと考える。

私たちはこの研究を通じて、まず自分たちが戦争について知ることが、戦争を語り継ぐうえでもっとも重要だと感じた。そして、戦争を乗り越えて現在の日本が成り立っていることを知ることで、いかに今の生活が平和で豊かなものであるのかを省みる機会にも繋がると考える。
また、今の若い世代は戦争体験者から実際に証言を聞くことのできる貴重な世代である。当時の日本がどのような状況に置かれていたかを学んだうえで証言を聞き、それらを後世に伝えていくことが、戦争を語り継ぐために若者にできることだと考える。

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