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戦争体験者証言




     徳永三好様

    甲種第13期生





○経歴

・1943年12月 甲種第13期海軍飛行予科練習生へ入隊
・1945年2月 第42期飛行練習生となる
・終戦後は警察予備隊(のちに保安隊、自衛隊へと改称)で26年間勤務

①予科練への志望動機

1942年頃までは戦争に対する関心は、内地と外地で温度差があった。
当時は中学生で、自分の考えを持たなかったが、『決戦の大空へ』など、空への憧れ・祖国愛を訴えた宣伝にのっかった。
背景としては1943年から敗戦が続き、軍艦主義から航空機主義にかわっていったことや、 甲種12期は何千人の採用だったが、甲種13期は2万数千人の大量採用であったことなどがあげられる。

②戦時中の体験

教官が特攻に行ったことが印象に残っている。
練習機の次に乗る「零式観測機」は上空で軍艦同士の着弾確認をするものであり、速度は時速300キロ程度のものだった。
1945年5月に教官が特攻へ飛び立つことになったが、ただでさえ遅い飛行機に、約250㎏の爆薬を積ませると、実際の速度は250キロであり、この速度では敵に突っ込むのは無理があることははたから見てもわかることだった。
なぜ時代遅れの飛行機なのに、と思いながら飛び立つのを見送った。結局戦果はあげられず、本当に残念・無念という心情である。

③現在の若者の現状について

「だらしない」「ふざけている」などとは、いつの時代も言われていた。昔は自分たちも言われていたから、今の若者について何も言う資格も気持ちもないと考えているし、批判はしない。

④現在の若者に伝えたいこと

今のようにグローバル化した時代では情報が一番大切なので、情報収集を習慣化してほしい。
自分の将来を決めるにおいて、いかに自身の耳で聞き、目で確かめ、足で歩いて情報を集め、判断するかが大事である。

⑤戦争を風化させないために若者ができること

現在の平和をいかに続けられるか、そのためにはどういう施策を行えばいいかは国が考える事だが、国民一人一人が考えなくてはならない。
平和を維持するために、どのように考え、行動するかを大事にし、それを基盤に、集団的自衛権などの社会問題を見てほしい。

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